新築分譲マンションを購入したらアフターサービス制度を上手く使う!
マンションの共用部分のアフターサービスは、定期のアフターサービスと随時のアフターサービスの2つ。
マンションのアフターサービス制度では、共用部分に不具合があるとデベロッパーが無償で補修します。
この制度は、電気製品のように保証書を発行するのではなく、マンションの売買契約で条文に明記してあります。無償補修が適用になるかどうかの判断基準は、契約書に添付されている「アフターサービス基準」に詳細に記載されています。
共用部分のアフターサービスには、1年目、2年目の定期サービスがあり、1年目は梅雨の湿気や夏の暑さ、冬の乾燥などの四季の気候の変化から生じた屋上防水層の膨れやモルタルの浮きを重点的に点検します。
2年目は、コンクリートの乾燥収縮も一応は治まり、新たな亀裂の発生も減少するので、コンクリートの亀裂やタイルの浮き、亀裂、はがれをしっかりと点検します。
この2年目のアフターサービスが完了すると、次は10年後に実施する大規模修繕工事のときになってしまうので管理組合としては2年目のアフターサービスに特に力を入れる必要があります。
マンションを長持ちさせる101のポイント 住宅新報社参照
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