2023年度マンション総合調査発表!!
「専門家の活用」から「外部役員」をピックアップ
将来的に必要になれば検討したい!が前回比6.1%増の33.6%に上昇。
検討理由のトップは、「区分所有者の高齢化」、2位は、「役員の担い手不足」、3位は、「知識、ノウハウ不足」。
必要がないので検討しない!前回比10.4%減の33.8%。
外部役員に行ってほしい業務
①大規模修繕工事の実施29.7%
②長期修繕計画書の作成・見直し29.7%
③理事会の開催・運営22.5%
④総会の開催・運営22.2%
マンション管理新聞第1274号より、抜粋
国土交通省総合調査URL
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000143.html
私見:この記事を皆さんは、どう読み解きますか?私も顧問先マンションから役員就任(理事長や理事、監事)の要請を受けることがあります。現在、新規の依頼はお断りしているのが実情です。問題を抱えたマンションは年々増加傾向にあり、より多くのマンションに向き合うため、向き合う時間が特定のマンションに偏るのを防ぐためです。また、管理規約が整備されていないと簡単に区分所有者で無いものが役員に就任できない場合もあります。第三者管理方式で管理されるマンションが増えている原因が今回の調査で裏付けされたといえます。