関電コミュニティ建設業取り消し命令!!
大阪府は7月16日、関電コミュニティ(本社:大阪)に対して建設業法に基づく許可取り消しと営業停止処分を11付で行ったと発表した。同社によれば、2010年4月に前身のアーバンサービスが本社を兵庫から大阪に移転する際、府への許可換えに伴う申請書類に神戸の営業所を記載せずその後の許可の更新でも和歌山と京都の事業所・支店を記載せずに申請し営業していた。
当時「兵庫本店(芦屋本部)が大阪本店(大阪本部)に変わるだけなので単純に大阪府知事へ許可換えすればよいという認識だった」。
3月末で自主廃業「請負、一切行わない」
再発防止について同社は「請負工事を今後やらないことを決めた。今後はマンション管理業に徹する」と説明している。
数々の違反について同社は、建設業法の「理解不足、認識の甘さ、内部けん制機能の欠落が原因」だと述べた。「悪意性や恣意性はなかった」とし「重大な法令違反を犯してしまったことについて深く反省しております」としている。 マンション管理新聞、第1726号より、引用