大規模修繕工事時の借り入れ増加!!
2022年度の住宅金融支援機構の融資受理件数は、414件、融資金額は139億4900万円。10年前の2013年度と比べると件数は約1.4倍、金額は2.1倍になった。
工事費に占める融資利用割合
~20戸 50.9%
21戸~40戸 49.3%
41戸~60戸 48.1%
61戸~80戸 47.6%
81戸~100戸 42.5%
101戸以上 42.5%
平均 48.5%
戸当たりの工事費(平均)
~20戸 1,623千円
21戸~40戸 1,332千円
41戸~60戸 1,259千円
61戸~80戸 1,245千円
81戸~100戸 1,243千円
101戸以上 1,091千円
平均 1,231千円
マンション管理新聞 第1251号参照
私見:意外なのは、築齢の浅いマンションの大規模修繕工事時の借り入れだが、記事中にもあるように分譲に際して修繕積立金は割安で設定されており、段階増額積立方式が採用されている。その為、1回目の大規模修繕工事時にはまだ工事予算が積みあがっておらず、必然的に借り入れとなるのであろう。