関電コミュニティ、近畿地方整備局から行政処分、81管理組合で違反発覚!
処分年月日
2023年令和5年8月29日
商号
関電コミュニティ株式会社
登録番号:(5)第060016号
処分理由
(1)複数の管理組合において管理受託契約の重要事項説明会を開催しなかった。 (法第72条第1項違反)
(2)重要事項説明会の1週間前までに告知書面の発行も掲示もしなかった。 (法第72条第1項・施行規則第83条第2項違反)
(3)契約の締結又は変更時の書面に事実と異なる虚偽の記載をした。(法第72条第1項違反)
(4)従前と同一契約で更新時の書面に事実と異なる虚偽の記載をした。(法第72条第2項・第3項違反)
(5)契約の成立時の書面に事実と異なる虚偽の記載をした。(法第73条第1項違反)
国交省近畿地方整備局Hp (PDF 439KB)
同社はアーバンサービス株式会社として1979年4月5日設立, 資本金3,600万円(2010年3月関西電力株式会社連結子会社化、2016年4月1日,現社名に変更), 売上高48億3,204万円 (2023年3月期),従業員数444名(2023年6月1日現在) 管理実績(2023年3月)組合数530,棟数592,戸数45,107,総売上高48億3,204万円,経常利益2億1,109万円
マンションNPOより、引用
私見:違反は違反なので是正して欲しいものだが横領等の犯罪に比べるといくらかましのような気もする。フロントマンのうっかりなのか悪意を持った故意なのか不明だが契約書面は文字数が多く、よく読み込まないと発見に結びつかないし重要事項説明は手続きの要件で法律にある程度詳しくないと違反かどうか分からない。被害を受けた管理組合の方々がしっかり管理されているマンションなのだろう。