マンション管理計画認定案件、続々!!
昨年4月1日にスタートしたマンション管理計画認定制度の認定マンションが20件を超えた。2月14日時点で公益財団法人マンション管理センターホームページの「管理計画認定マンション閲覧サイト」には21件が掲載されている。掲載は、管理組合の意思によるため、非公表のマンションが存在する可能性はある。東京都板橋区が昨年6月に全国で初めて認定して以降、全国各地で認定数を増やし、昨年12月1日には、熊本市でも第一号が認定された。今年に入ってからも横浜市、静岡市、神戸市で認定案件が出ている。認定マンション中、築30年超は11件、そのうち築45年以上は5件である。
2023/2/15 マンション管理新聞より、抜粋
私見:マンション管理計画認定制度は、国が老朽化と居住者の高齢化に喘ぐマンション救済と管理不全に陥るマンションの予防対策として打ち出した政策と考えて良いと思う。認定を受けるまでの手続きや資料の準備は、管理組合が単独で出来るものではなく管理会社や専門家のサポートが必要と思われるが認定を受けた場合には、インセンティブもあり、今後、規約整備や長期修繕計画の見直しを進める上で良いきっかけになることだろう。