認定マンション、この2ケ月で倍増!!

マンションの判例

昨年、4月に始まったマンション管理計画認定制度。財団法人マンション管理センターの専用サイトで公表される管理計画認定マンション数が9月27日付けで200件に達し、その数はまだ伸びている。

認定数が100件に達したのは今年7月14日付けで制度開始から1年3ケ月を要したが、その後の2ケ月で100件を積み上げた。

管理計画の認定を行った自治体は4県10区47市。

最も認定数が多いのは神奈川県で60件。東京都56件、大阪府18件、埼玉県17件と続く。

認定マンションが存在している中で数が最も少ないのは岩手・山梨・和歌山・岡山・広島・大分・佐賀県の7県でそれぞれ1件。

政令指定都市は、新潟市を除く20市中19市で認定マンションが出ている。

認定時、築40年以上だったのは27件。認定時の築年の平均は、21.56年だった。

評価は「星5つ」が114件、「星4つ」が17件。満点の100ポイントを獲得したのは19件だった。

             マンション管理新聞1249号より、引用抜粋

私見:私の顧問先マンションでも認定に向けた動きが始まっている。この制度にはインセンティブもいくつか用意されており、努力は報われる形だ。クリアーしなければならない項目が複数あるが重要度からいくと管理規約と長期修繕計画ではないだろうか。私の活動する自治体では管理規約の改正に補助金が予算化されており、この予算を利用することで管理組合の支出を抑えている。少しづつではあるがハードルをクリアーし、認定マンションになることでマンションの評価を上げていきたいと思う。