障害者用専用駐車場,そこ止めていいの?
期待を裏切って申し訳ありませんが、この投稿は分譲マンションについてではありません。勿論、分譲マンションに障害者用専用駐車場区画を設けているマンションがあればルールはきちんと守って欲しいものですが残念ながら熊本では、複合型の一部のタワーマンションにしかありません。
小型店舗や大型店舗、道の駅、高速道路のパーキングエリア等で見かける車椅子のマークが描かれた駐車区画。常識のある皆さんであれば誰の為に備えられた駐車区画(専用ではなく優先の場合もありますが本質は同じです。)がお分かりになると思います。
先日、私の事務所近くの大型物販店に会社で使用する事務用品が足らなくなり、急遽買い物に出ることになりました。所定の駐車区画に車を止め、焼けたアスファルトの上を歩いて店内に入り、買い物を済ませカートを押しながら外に出ました。歩いているだけで汗が噴き出る暑さで店内の冷気に当たって落ち着いていた汗が店外に出るのと同時にまた噴き出てきました。私は、買い物をした量が多かったものですからカートに買い込んだ商品を載せたまま駐車した自車の方に向かおうとしておりました。私が買い物をした大型物販店は、店の正面玄関の横が障害者用の駐車区画になっていまして障害を持った方が車を止め、すぐ店内に入れるようになっています。私が自車の方に向かって歩き始めた矢先、1台の白いアルファードが障害者用専用駐車場にバックで入って来ました。暫くハンドルを切り返す動作を見ておりましたが、車の前後には障害者を示すような表示はなく、40代の男性運転手も助手席に乗っている若い女性もどうみても障害者には見えません。また、後部座席に人が乗っている気配もありません。
これはこれは、ルール違反、マナー違反の車だなと思った私は、それからしばらく暑さを我慢しながらその車の運転手と助手席の女性を交互に見ながら、この厚顔無恥の人種はどのように振舞うのかを確かめることにしました。(この店舗では、これまで何度かこのような光景を目にしたことがあります。)
私の視線に気づいた男性は、終始視線を合わせることなく車から降り、足早に店内に入って行きました。女性は下を向いてスマホらしきものを最後まで扱い、顔を上げることはありませんでした。
暑さの中、暫く立って見ていましたが、その後、購入した商品を車に載せ、カートを店の前に戻し、エアコンを効かせた車の中に移動しました。次の予定が有った為、長居は出来ませんでしたが、その車の脇を通り過ぎる時、横目でアルファードの車内を覗き込みながら釈然としない気持ちでその場を離れました。
私が好きなユーチューバーの中に喫煙禁止場所、貝堀り禁止場所、進入禁止道路、そして駅前の障害者用専用駐車区画での駐車禁止を注意する方がおられ、時々、その動画をUPされていますが、駐車禁止場所に止める方へ注意された時の言い訳が実に様々です。
ユーチューバーは、見た目は、警備員か駅関係者のような格好をしているので施設管理者から許可を得て、撮影しているものと思われます。
「駅のコンビニで買い物するから」、「迎えに来ただけ」、「ちょっとだけだから」、「知らなかった(横に大きな看板があります)」、「他に止める場所がない(少し離れた所に数十分無料の駐車場があります)」、中には注意に行こうとするユーチューバーに対して「来るな!と言わんばかりに手でシッ、シッ」とジェスチャーする猛者もいます。
阪神淡路大震災、東北地震、熊本地震等で略奪が起きなかった、物資や水の配給等にも順番通りに並ぶ、日本人は礼儀正しいすごい民族だと絶賛されることもありますが・・・・・マナー違反やルール違反、法令違反を平気で繰り返す人達もおり、複雑な気持ちです。