東洋一の飛行場が九州にあった!!
昨日から所用があって福岡まで出かけておりました。今日は、78回目の終戦記念日ということもあって帰りに朝倉郡筑前町にある大刀洗平和祈念館に足を運びました。ここは、1919年に完成した大刀洗陸軍飛行場跡に建っている記念館でゼロ戦やB29を迎撃する為に作られた日本の戦闘機が展示されています。また、多くの特攻隊員が旅立って行った地でもあります。高倉健主演の映画「ホタル」は、知覧飛行場が舞台でしたが意外にも知覧飛行場は、ここ大刀洗飛行場の分校にあたります。当時、この大刀洗陸軍飛行場は、日本一ならぬ東洋一の飛行場でした。20年近く前に偶然訪館したのを機にこの飛行場の歴史を知るにあたり、機会があるごとに訪れ、旅立って逝った若い大先輩の沢山の遺書を読ませてもらっています。知覧特攻平和会館に比べると規模は小さいですがそれでも見応えは十分です。この飛行場は、昭和20年3月にB29の大空襲を受け壊滅しました。現在跡地は、農地や住宅、キリンビール福岡工場等が立ち並んでいます。10代後半の多くの尊い命が特攻という形で南方の戦線で散りましたが、B29の大空襲では民間人にも多くの犠牲者が出ており、特に当時小学生だった20数名の幼い生徒が一発の爆弾で奪われた出来事は、胸が苦しくなります。あの戦争を経験し、大変な苦労をしながら今の日本を築いてくれた方々には感謝しかありません。戦争や空襲でお亡くなりになった皆様のご冥福を心からお祈り申し上げます。
今回のブログは、マンション管理には関係ありませんがまだこの地を訪れたことがない皆さんに紹介したい衝動にかられ掲載することにしました。ご理解をお願い申し上げます。