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マンション管理組合から従業員が数千万円を着服…九州地方整備局、管理会社を監督処分。

九州地方整備局は2024年3月27日、マンション管理会社(福岡市中央区)に勤務していた従業員が、管理を受託していたマンション管理組合から数千万円を着服したとして、同社に対し、マンション管理適正化法に基づき、再発防止などを指示する監督処分を行った。

発表などによると、従業員は2010年から22年12月頃、県外のマンション5組合で数千万円を着服した。同社は従業員を解雇し、刑事告訴したという。

            讀賣新聞 オンラインより、引用

私見:「またか」の3文字に尽きるが、海を越えた大リーグでも似た事件が世間を騒がせている。マンション管理組合の通帳と印鑑は厳格に分けて管理されているはずで管理会社が印鑑と通帳を同時に管理組合から預かることはないはず。考えられるのは、必要性のある備品や設備、工事代金の水増し請求を行い、それを第三者の個人や法人に振り込み(あるいは支払い)後で自身の口座へ還元させていたか現金で支払いを受けていたかだろう。この問題は、人の欲がある限り無くならないような気がするが管理会社内部の社員教育や倫理教育等で予防できると判断する。